灼熱列島、岐阜で40度超え 熱中症対策の3つの基本

灼熱列島に日傘と帽子は欠かせない=東京・神田神保町

南九州から南東北まで広い範囲で高温注意情報が出された7月18日、岐阜県の多治見市や美濃市で気温が40度を超えた。勢力の強い高気圧の影響で気温が上昇し、気象庁は「灼熱(しゃくねつ)列島」の熱中症に厳重な警戒を呼び掛けた。

気象庁によると、西日本と東日本を中心に7月末まで猛烈な暑さが続く見込み。

総務省消防庁や東京都医師会によると、熱中症対策は、症状の理解、予防、応急処置の三つが基本。

熱中症対策の三つの基本
【症状】
軽症 めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い
中症 頭痛、吐き気、嘔吐(おうと)、倦怠(けんたい)感、虚脱感、いつもと様子が違う
重症 返事がおかしい、意識消失、けいれん、体が熱い
【予防】
暑さを避ける
水分をこまめに補給する
夜ふかしを避け、規則正しい生活で体調管理を徹底する
【応急処置】
水分補給
服を緩め、涼しい場所に移して体を冷やす
15分ほど経過を観察し、症状が改善しなければ迷わず119番

 

東京都医師会は、夏休み期間中における学校の運動部活動に注意を促している。特に指導者に対しては①無理のない部活動の計画を立てる②水分を計画的に、かつこまめに取らせる③屋外では帽子を着用させる④積極的、かつ計画的に休憩を取らせ、子供の体調の変化を見逃さないようにする⑤屋外における試合の応援・観戦は熱中症の注意を怠らない――よう呼び掛けている。

総務省消防庁によると、7月9日~15日の熱中症による全国の救急搬送人数は9956人(速報値)に達し、前年同期に比べ2542人増えた。都道府県別で人数が多かったのは、大阪府の752人で、東京都704人、愛知県687人が続いた。西日本豪雨で人的被害が大きかった岡山、広島、愛媛の3県はそれぞれ353人、315人、145人だった。