小1男児が熱中症で死亡 校外学習後に意識不明

愛知県豊田市立梅坪小学校で7月17日、校外学習に参加した1年生の男子児童が熱中症で死亡した。市教委によると、校外学習から戻った後に教室で意識不明になり、救急搬送先で死亡が確認された。死因は熱中症で、症状が重度の熱射病と診断された。18日に小学校で全校集会が開かれ、校長は「大切な命を守ってあげられなくて申し訳ない」と謝罪した。太田稔彦市長は18日の定例記者会見で「安全安心であるべき学校行事で事故が起き、市民の皆さまに心配をお掛けしたことを心からおわび申しあげる」と述べた。

市教委によると、17日午前、児童は1年生4クラスの約110人と共に校外学習で約1キロ離れた公園へ徒歩で出掛けた。1時間半後に学校に戻って間もなく、担任が児童の異変に教室で気付いた。直後に児童は意識を失った。児童に持病はなく、校外学習前の健康確認で異常は見つからなかったという。

17日は愛知県に高温注意情報が出され、気象庁によると、豊田市の気温は午前10時が32.9度、午前11時が33.4度だった。

市教委は18日、市内の小・中学校や特別支援学校など104校に対し、再発防止策として▽気象情報を常に把握し、熱中症を引き起こす可能性が高い場合は校外学習などを中止したり延期したりする▽児童・生徒の健康状態の把握に努め、体調不良を訴える子どもは活動をやめて休ませる―よう求める緊急の通知を出した。