生物学五輪でメダル獲得 日本代表の高校生を表彰

生物学オリンピックでの成果を林大臣に報告する高校生ら

イランの首都テヘランで開催された「国際生物学オリンピック」に日本代表として出場し、メダルを獲得した4人の高校生が7月24日、文科省を訪れ、林芳正文科相から表彰状を授与された。林文科相は「これからは個人がイノベーションを起こしていく時代。この経験を糧に一人ひとり新しい道を切り開いていってほしい」とエールを送った。

日本代表は全員がメダルを獲得した。石田廉さん(筑波大学附属駒場高校2年)と鳥羽重孝さん(灘高校2年)が銀メダル、鈴木万純さん(東京都立西高校3年)と濱(はま)笙子(しょうこ)さん(桜蔭高校1年)が銅メダルに輝いた。

生徒は、オリンピックの成果や世界の高校生との交流で得た刺激について報告した。石田さんは「実技試験ではものすごい数の実験課題が出され、正確性と数を競う。大学を借りての練習や、先輩の指導があったので、よい成績を残せた」と話した。今年大学を受験する鈴木さんは、「オリンピックを通じて生物の面白さに改めて気付いた。元々興味のあったロボットと生物のはざまの分野にチャレンジしたい」と抱負を語った。

国際生物学オリンピックは、生物に関心を持つ世界中の高校生が集結し、実験試験と理論試験により知識と技能を競う。29回目を迎えた今回は、世界71カ国・地域から延べ269人が参加した。国際大会に出場するには、日本代表選考を兼ねた「日本生物学オリンピック」に参加し、好成績を収める必要がある。