大学入試のCBT化を提言 自民若手、複数実施を求める

提言を林大臣に手渡す議連メンバー

自民党の「全国の受験生・学生を応援する若手議員連盟」は7月24日、文科省を訪れ、大学入試のCBT化や複数回実施など、受験環境の改善に向けた中間提言を林芳正文科相に提出した。メンバーの石崎徹衆議院議員は「『落とす入試』から、どういう人材を求めるのかに重きを置いた『選び抜く入試』に変わらなければいけない」と訴えた。林文科相は「各大学が導入しやすいように整備していきたい。これからも若手で議論を続けてほしい」と語った。

今年6月に閣議決定した未来投資戦略では、2024年度から必修化される「情報Ⅰ」でCBTを使った試験の実施を検討するとしている。これを踏まえ中間提言は「情報」など一部教科の大学入試試験をCBTで実施することを盛り込んだ。試験を複数回実施できる方法を検討・開発し、実施期間を12月以前に早期化することも提案した。

提言が実行されれば、▽受験生の心理的ストレスの軽減など、本来の実力を発揮できる環境を提供▽CBTの活用で複数回実施にかかるコストを削減▽インフルエンザや積雪など、冬の受験リスクを軽減――などの効果が見込めるという。

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