堀江貴文氏、改革に一石 ゼロ高開校記者会見

学びについて語る堀江主宰、坪田塾長(中央)、佐渡島社長(右)

実業家の堀江貴文氏が通信制高校「ゼロ高等学院」の開校を発表した7月26日の記者会見。「中高校教育の改革は重要だ」と発言した堀江氏の試みが学校改革に一石を投じるか、反響が広がっている。高校は10月1日開校する。

記者会見(概要は26日電子版既報)は、堀江氏と学院顧問の坪田信貴坪田塾塾長、佐渡島庸平コルク社長が「今後の教育」をテーマに語り合った。

堀江氏は「これからの時代、座学より行動」と断言。「幅広い世代の人との交流機会を、生徒に持たせたい。ロケット開発者やすし職人など、多様な分野の第1線のプロに学べる、バラエティー豊かな学習機会をつくっていく」と意気込んだ。

育成する人材像は「行動する人材。そのために、個々の子供の志向に応じて、数多くの業種にチャレンジできる機会をそろえる。生徒には多動力を発揮し、学ぶ意味の明確性を高め、生きた知識を育んでほしい」とさらに力を込めた。

坪田顧問は「夢の実現のためには、多くの人と出会い、発見を得ることが重要。人との関係づくりは教育の基本になる」と強調した。

佐渡島顧問は、自身が携わる漫画編集と学びの関係に触れ、「本の中の物語や出来事を、過去の自分の経験と結び付けて考えることの意義を感じる。そうしたプロセスが、自分事としての思考を深める機会になる」と述べた。

ゼロ高等学院の内藤賢司校長によると、入学式は10月6日、静岡県榛原郡のゼロの郷で開かれる。インターネットによる参加も準備する。入学時期は4月と10月。入学者の選考は面談と書類で実施する。学習は教育連携校である広域性通信高校の鹿島山北高校(神奈川県)と連携する。高校卒業資格に必要な学習は同高校で進める。

3年間の学費は、ゼロ高等学院で108万円、提携校の鹿島山北高校で29万9668円(就学支援金適用時)。

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