またも文科省で不祥事 横領で職員を懲戒免職

文科省は7月30日、40代の課長補佐級職員が出向先だった京都教育大学の教育後援会の会費を横領したとして、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。横領した総額は770万円に上る。職員は今年4月、文科省に異動していた。

今月4日の前科学技術・学術政策局長だった佐野太被告の逮捕、26日の前国際統括官川端和明容疑者の逮捕に続き、ひと月で不祥事が三度明るみとなる異例の事態となった。省内にはあらためて動揺が広がっている。

文科省によると、処分された職員は2015年4月~18年3月までの4年間、京都教育大学の職員として出向していた。その間、学生の保護者から集めた教育後援会の会費を管理していたが、15年10月ごろから会費を私的に流用した。

職員は文科省に異動した今年度以降も後援会の通帳を持ち続け、約46万円の私的流用を繰り返した。横領した金額は、すでに本人から大学側に全額返済された。

文科省は、職員が異動後も大学の後援会の通帳を占有し続け、会費を横領した行為が国家公務員法第99条(信用失墜行為の禁止)に違反すると判断。同法82条第1項第3号の規定に基づき、30日付で懲戒免職の処分とした。

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