化学・物理五輪でメダル 日本代表の高校生を表彰

水落副大臣と研究成果を語り合う高校生ら

スロバキア、チェコ両国で開催された「第50回国際化学オリンピック」と、ポルトガルで開催された「第49回国際物理オリンピック」でメダルを獲得した日本代表の高校生が7月30日、文科省を訪れ、水落敏栄文科副大臣から表彰状を授与された。水落副大臣は「文科省には若い研究者を応援するプロジェクトがある。研究者として今後も活躍してほしい」と期待を寄せた。

両大会とも、出場した日本代表の高校生全員がメダルを獲得した。

4人が出場した化学五輪では、石井敬直さん(筑波大学附属駒場高校3年)が金メダルに輝いたのをはじめ、西口大智さん(甲陽学院高校3年)、増永裕太さん(聖光学院高校3年)が銀メダル、福本優斗さん(大阪星光学院高校3年)が銅メダルを獲得した。

物理五輪は5人が出場し、大倉拓真さん(岡山県立岡山朝日高校3年)が金メダルに輝いたのをはじめ、喜田輪さん(初芝富田林高校3年)、末広多聞さん(大阪星光学院高校2年)、永濱壮真さん(同校3年)、吉見光祐さん(灘高校3年)が銀メダル獲得の成績だった。

生徒はオリンピックでのエピソードや学問に対する考えを水落副大臣に説明。石井さんは「自然界で起こっている現象を説明できるので、化学は面白い」と話した。末広さんは「全てを数式化できるのが物理の醍醐味(だいごみ)だ。今回の経験を生かし海外の大学に入り、宇宙を研究したい」と抱負を語った。

化学五輪は76カ国・地域から300人が、物理五輪は86カ国・地域から396人が参加した。いずれの大会も、参加者が実験問題と理論問題に挑戦する。