帰宅遅く、育児参加できず 日本の父親、4カ国調査 

子供と一緒に遊ぶ頻度の国際比較

日本の父親は帰宅時間が顕著に遅く、育児に十分に参加できていない状況にあることが8月1日、ベネッセ教育総合研究所の調査で分かった。

日本、中国、インドネシア、フィンランドの4カ国で、幼児期の子供を持つ母親を対象に実施した「幼児期の家庭教育国際調査」のうち、父親・母親のワークライフバランスの実態に着目した集計。父親の育児参加が制約される日本の働き方の問題があらためて浮かび上がった。

調査結果によると、平日の午後8時時以降に父親が帰宅する比率は、▽日本 61.5%▽中国 22.9%▽インドネシア 26.9%▽フィンランド 5.5%――で、日本が突出して帰宅時間が遅かった。

休日では、日本の父親の51.2%が10時間以上子供と一緒に過ごす一方で、平日は0~1時間未満の割合が最も多く、35.5%を占めた。次いで1~2時間未満の23.6%となり、他の3国と比べて父親が平日に子供と過ごす時間は短い傾向にあった。

父親が子供と一緒に外や部屋の中で遊ぶ頻度が「ほとんど毎日」と「週に3~5日」を合わせた回答の割合も、4カ国の中で最も小さかった。