小学生は11月30日が最多 自殺数、中高生は9月1日

日別の自殺者数の割合

小学生は11月30日の自殺が最も多い――。自殺総合対策推進センターは8月7日、小学校から高校までの通学適齢期の児童生徒の自殺者数と自殺日の関連を分析した調査結果を公表した。中学生と高校生では9月1日の自殺が最も多かったのに対し、小学生は11月30日に自殺が集中していた。センターは、9月1日前後など特定の時期に偏らない日常的な子供の自殺防止対策を呼び掛けている。

調査は1973年から2015年までの人口動態調査の調査表情報を基に、自殺した小・中・高校生の自殺日を分析した。

それによると、直近の10年に限った場合は全体として8月下旬から9月上旬に自殺者が多く、8月下旬がピークだった。自殺が多い時期は順に小学校では3月、9月、8月、中学校では8月下旬、9月上旬、11月下旬、高校では8月下旬、4月中旬、9月上旬だった。

調査結果は、文科省の「児童生徒の問題行動・不登校調査」で報告された児童生徒の自殺数が人口動態調査や自殺統計の数値より下回っているとして、学校による自殺の把握が十分ではないと指摘している。