働き方改革やエアコン設置 中核市教育長会が支援要望

中核市教育長会は8月8日、会長の早川三根夫岐阜市教育長らが文科省を訪問し、国の文教施策・予算に関する要望書を、小松親次郎文科審議官に提出した。学校における働き方改革や、エアコン設置などの財政支援を求めた。

要望書では、▽義務教育法改正による少人数学級の実現▽基礎定数の見直しによる教職員の確実な配置▽義務教育費の国庫負担制度の拡充▽学校の施設整備の推進▽特別支援教育の充実▽英語教育の環境整備▽中核市が行う教員研修のための条件整備――を重点項目に挙げた。

学校の働き方改革に関連して、養護教諭や事務職員の複数配置、司書教諭の専任化、部活動指導員の拡充、給食費の公会計化に伴う費用補助制度の創設、勤務環境整備のための財源措置などを盛り込んだ。

災害や猛暑への対策として、危険箇所の調査・改修、エアコンの設置への財政支援も盛り込んだ。

福島第一原子力発電所事故による、被災地の児童生徒の教育環境改善についても要望書を提出し、▽学校の汚染土壌の早急な搬出計画の策定▽被災地の復興や長期避難児童生徒に対応した教職員配置の継続実施▽被災児童生徒就学支援等事業の継続▽スクールカウンセラーの派遣継続――を求めた。