障害ある大学生ら3万人超 JASSOの17年度調査

心身にハンディキャップを持ちながら大学、短大、高専に通う学生が全国で3万1204人に上ることが、日本学生支援機構(JASSO)が8月16日までにまとめた2017年度障害学生修学支援実態調査で分かった。学生数は前年度に比べ3948人増え、在籍校数も15校増加の914校となった。同機構は、16年4月に施行された障害者差別解消法を背景に、障害学生の把握が一層進んだためとみている。

障害学生は身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳を持つ学生もしくは健康診断で障害が確認された学生を指す。調査は17年度5月時点における障害学生の状況について全国の大学、短大、高専計1170校を対象に実施した。

調査結果によると、障害学生の内訳は▽大学 2万8430人(前年度 2万4687人)▽短大 1434人(同 1411人)▽高専 1340人(同 1158人)――だった。授業支援を実施している学校は前年度より18校増加し、741校に上った。具体的な授業支援は、多い順に▽配慮依頼文書の配布 475校▽教室内座席配慮 471校▽出席に関する配慮 353校――となった。授業以外の支援で多かったのは順に▽専門家によるカウンセリング 438校▽対人関係配慮 262校▽就職支援情報の提供、支援機関の紹介 259校――だった。

調査は2005年度から実施している。