メダル獲得を文科省に報告 地学五輪の高校生4人

成果報告はタイと日本の地層の違いなどで盛り上がった

タイで開かれた国際地学オリンピックでメダルを獲得した高校生が8月22日、文科省を訪れ、新妻秀規文科大臣政務官に成果を報告した。参加した4人全員がメダルに輝いた。日本では地学を開設している高校が少ない中、独学で好成績を収めた参加者もいた。

4人のうち、青沼惠人さん(筑波大学附属駒場高校3年)、大野智洋さん(甲陽学院高校2年)、田中匠さん(栄光学園高校3年)が金メダル、河村菜々子さん(高田高校3年)が銀メダルだった。

大野さんは「地学は日本だとマイナーな教科。オリンピックで世界中の地学好きの高校生たちと触れ合えて、刺激を受けた」と話した。河村さんは「学校で地学の授業がないので、独学で教材を読み込んだり、地域の博物館に出向いたりして学習した」とこれまでの努力を振り返った。

新妻政務官は高校生が披露する地学の知識や大会参加の感想を熱心に聞き入り、「皆さんが学んだ知識は、今後もいろんなシーンで生かせる。将来の大きな力になる」とたたえた。

国際地学オリンピックは今年で12回目。38カ国・地域から、139人の高校生が参加した。参加者は筆記や実技の試験の他、野外調査に挑戦する。