刑法犯少年の検挙数が最少 3万人切り、08年の1/3以下

刑法犯少年の検挙人員と人口比の推移

2017年の刑法犯の少年の検挙者数は2万6797人で、14年連続で減少し戦後最少を更新したことが、警察庁が8月27日に公表した集計で分かった。08年と比べると、3分の1以下にまで減少していた。

罪種別に見ると▽凶悪犯 1.6%▽粗暴犯 13.5%▽窃盗犯 58.1%▽知能犯 3.4%▽風俗犯 2.1%▽その他 21.3%――だった。手口では万引が最も多く28.1%だった。成人と比べると、オートバイ盗や自転車盗の割合が高く、暴行や傷害は低い。

年齢別では、▽14歳 14.8%▽15歳 18.6%▽16歳 20.4%▽17歳 17.0%▽18歳 14.9%▽19歳 14.3%――だった。学職別では高校生が最も多く38.1%、中学生は23.2%、大学生は5.7%だった。

再犯者率は35.5%だった。08年以降、再犯者数は減少する一方で再犯者率は増加する傾向が見られたが、17年は再犯者率も減少に転じた。

少年同士の共犯率は22.5%で、成人同士の約2.2倍だった。

時間帯別の非行の発生を見ると、午後4時~6時の間をピークに前後の時間帯で多く発生している。非行の場所では、その他を除くとデパートやスーパーマーケットが6969人で最も多く、次いで駐車場や道路上、住宅の順に多い。学校でも1389人が検挙されていた。

原因・動機では▽利欲 74.5%▽遊び・好奇心・スリル 6.1%▽性的欲求 3.3%▽その他 15.4%▽不明 0.7%――だった。