文科省は8月28日、今後の免許外教科担任(免外)制度を巡る対応として、複数免許の取得促進や、退職した元教員の積極的な活用などを進める方針を固めた。同日に開かれた免外制度に関する調査研究協力者会議の第5回会合で、報告書素案を検討した。これまでの議論を踏まえ、免外制度は免許状主義の限定的な例外として、今後も存続させるべきだとした。
報告書素案では、免外のできる限りの解消を図る方策として、大学の教員養成で異なる教科や校種の免許を複数取得することを促し、採用でも複数免許保有を優遇するなど、教員志望者のインセンティブにつながる施策が必要だとした。……
報告書素案では、免外のできる限りの解消を図る方策として、大学の教員養成で異なる教科や校種の免許を複数取得することを促し、採用でも複数免許保有を優遇するなど、教員志望者のインセンティブにつながる施策が必要だとした。……
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