SCを全公立小中に配置 19年度概算要求で文科省

文科省の2019年度概算要求におけるいじめ・不登校の対策支援

文科省の2019年度概算要求は、いじめと不登校の対策支援に75億2400万円を計上した。18年度予算比で11億2700万円の増額。早期発見・早期対応に力を入れ、スクールカウンセラー(SC)とスクールソーシャルワーカー(SSW)の配置を拡充する。

SCを全公立小中学校の2万7500校(18年度2万6700校)に配置するため、48億7300万円(18年度予算比3億400万円増)を編成した。SSWについては19億7800万円(同4億9400万円増)を確保し、1万人(18年度7500人)を全中学校区に配置する。補助率はいずれも3分の1。さらに貧困と虐待の対策にSCとSSWを活用し、それぞれ1500校に重点配置する。

特に生徒指導上で大きな問題を抱えている公立中学校に対しては、SCによる週5日の相談体制を整える。当面、全国200校を想定している。

いじめと不登校の先進的な調査研究に、18年度予算と同額の1億9000万円を盛り込んだ。自殺予防、スクールロイヤーによる予防教育、SCとSSWの常勤化など五つの分野について委託する。

通話料無料の電話相談「24時間子供SOSダイヤル」、インターネットを利用した「学校ネットパトロール」支援、SNS(会員制交流サイト)を活用した相談事業にも取り組む。