18歳以上の4割が学習せず 理由に「仕事で忙しい」

年代が上がるごとに学習をしたことがない割合が増えている

18歳以上の4割が1年間で学習をしたことがないことが、内閣府が8月31日に発表した「生涯学習に関する世論調査」で分かった。複数回答の理由に「仕事が忙しくて時間がない」「特に必要がない」を挙げた人がいずれも3割を超えた。

調査は、全国の18歳以上の日本国民3千人を対象に調査員による個別面接聴取を実施。1710人から回答を得た。

それによると、1年間に学習したことがあると答えたのは58.4%で、学習形態を複数回答で尋ねると▽インターネット 22.6%▽職場の研修 21.5%▽書籍などの自宅での学習活動 17.8%▽テレビ・ラジオ 14.5%▽図書館、博物館、美術館 13.8%――などを挙げた。

学習をしたことがないと答えたのは41.3%だった。年代が上がるにつれて学習をしたことがない割合は増加していた。複数回答で理由を聞いたところ、多い順に「仕事が忙しくて時間がない」が33.4%、「特に必要がない」は31.1%で、「きっかけがつかめない」は15.8%、「家事・育児・介護などで忙しくて時間がない」が15.0%だった。

社会に出た後に大学などで学習した経験やその希望について聞くと、「学習したことがある、学習してみたい」と答えたのは36.3%、「学習したことはなく、今後も学習したいとは思わない」は58.1%だった。社会人として大学などで学ぶ際に適当と考える学習量については▽正規課程で学ぶ 12.2%▽120時間程度 16.4%▽60時間程度 21.7%▽40時間程度 17.5%▽30時間以下 22.0%▽分からない 10.2%――と分かれた。