補助支援員を全小中に配置 静岡、初の施策に補正予算

静岡県教委が早ければ11月にも、外部人材「スクール・サポート・スタッフ」を県内の全公立小・中学校に配置する方針であることが、9月3日までに分かった。県教委によると、県内全ての公立小・中学校に同スタッフを置くのは全国初めてという。関連予算約4100万円を補正予算案に計上し、県議会9月定例会に提出する方針。

同スタッフの業務は学習プリントなどの印刷や会議の準備、授業準備の補助など。大学生や卒業生の保護者ら地域の人材を充てる。勤務は1人につき週10時間。文科省が2018年度に導入、12億円で全国に3千人を配置した。静岡県は220人を配置済み。全校に配置すると計492人になる。文科省へ引き続き予算要求しながら、不足分を県の補正予算で対応する。

県は16年度から、教員の負担軽減に向けた「未来の学校『夢』プロジェクト」に着手。その一環として、八つの小・中学校に教員の事務作業を補助する「業務アシスタント」を配置した。県教委義務教育課は「業務アシスタントの効果は実証できたことから、これを全校に拡大し、教育の質の向上を図る」と説明した。