2040校が臨時休校、北海道 震度7の地震で9人死亡

信号機の明かりが消えた札幌市内=9月6日午前9時45分ごろ

北海道で9月6日未明、最大震度7を観測した地震が発生し、文科省の同日午後4時現在の集計によると、道内の2040校が臨時休校となった。札幌市や函館市の市立学校などは7日も臨時休校する。安倍晋三首相は6日夜の関係閣僚会議で、道内の死者が9人になったと発表した。気象庁は「平成30年北海道胆振東部地震」と名付けた。

文科省の集計によると、児童生徒、教職員に人的被害はなかった。大学生が負傷したとの情報が入っており、確認中。学校施設などでは▽大学 1▽社会教育施設 2▽社会体育施設 8▽文化財 1――で、物的被害が確認された。主に屋根や壁、窓ガラスの破損という。

臨時休校となったのは、▽幼稚園 153園▽小学校 994校▽中学校 553校▽義務教育学校 5校▽高校 245校▽中等教育学校 2校▽特別支援学校 71校▽その他 17校――。

避難所になったのは▽小学校 92校▽中学校 43校▽高校 1校――の136校。

休暇で札幌市を訪れていた教育新聞の女性スタッフが6日、地震に遭遇した。夜明けを待って町に出ると、停電のため信号機の明かりは消えていた。人影はなかった。余震の警戒を呼びかける放送が町に流れる中、札幌市清田区の市立北野小学校へ足を運んだ。教職員が正門前に立っていて 「今日も明日も休校」と告げられた。「停電のためスマートフォンの充電がままならないため、細かい連絡を入れることができない」と女性スタッフは話した。

地震による北海道内の臨時休校の状況
幼稚園 153
小学校 994
中学校 553
義務教育学校 5
高校 245
中等教育学校 2
特別支援学校 71
その他 17
合計 2040 校・園