入試問題のルビふりを拡大 東京、日本語苦手な生徒に

「19年度都立高校入学者選抜実施要項」

日本語の習熟が十分でない生徒が増えていることから、東京都は来年度の都立高校入試で、問題文にひらがなのルビを振る措置の対象者を拡大することを決めた。都が9月13日に公表した2019年度の入学者選抜実施要項に盛り込んだ。

都によると、これまでの都立高入試では、入国後の在日期間が入学日現在3年以内である外国籍の生徒を対象に、学力検査の共通問題にひらがなのルビを振っていた。

来年度からは国籍を問わず、日本語指導を必要とする生徒であれば、入国後の在日期間が原則6年以内まで対象となる。中学校で日本語指導を受けていたり、日本語が未習熟で特別な配慮が必要だったりする生徒が対象となる。ただし、在日期間が3年以内の外国籍の受検生に認められていた辞書の持ち込みは適用されない。

在日期間が3年を超えているためにルビの措置を申請できないケースがあり、日本国籍を持っていても日本語が母語でなく、日本語指導を必要とする生徒が増えていることから、都は対応を求められていた。