器楽教育の教員養成で覚書 ヤマハとベトナムの教育大

覚書を締結する谷真琴社長(左)とグエン・バン・ミン学長

ヤマハ・ミュージック・ベトナムは9月14日までに、ハノイ国立教育大学と楽器を使った指導法に関する教員養成講座を開講することで合意し、覚書を締結した。同社は、総合楽器メーカー、ヤマハのベトナムにおける販売子会社。2019年にベトナムの学習指導要領が改訂されることから、実際に楽器を演奏することで音楽を学ぶ「器楽教育」の普及を目指す。

覚書によると、今年12月までの間、ハノイ国立教育大学に器楽教育の指導法に関する授業を開講する。日本から同学に専門家を派遣し、小中学校で器楽教育を指導できる現地教員を養成する。将来は、ベトナムが独自に器楽教育の指導教員を養成できるよう支援したい考えだ。

ベトナムにおける同社の器楽教育の事業は、文科省の「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」の16年度公認プロジェクトに選定され、横浜国立大学や音楽の教科書を発行する教育芸術社、ハノイ日本人学校の協力も受けている。昨年は、ベトナム教育訓練省初等教育局と器楽教育の普及に関する覚書を締結した。