教育めぐり大激論 教育長・校長プラットフォームが合宿

テーマ別にディスカッションする参加者ら

よりよい教育を目指す有志でつくる「教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム」の初合宿が9月15、16日の両日、都内で行われた。

2日間にまたがって行われた第1部では、「想いと実践の『火種』の見える化・共有・相互刺激」をテーマに、同プラットフォームの発起人を含む教育長、校長、その右腕となる教職員30人が参加。自らの市区町村や学校の理想像、課題、アクションプランなどについて議論を重ねた。

地域や学校のリーダーである全国の教育長、校長がつながり、それぞれのビジョンや先駆的な教育実践を共有したことで、新たな施策のアイデアが浮かんだとの声が上がっていた。

16日午後に行われた第2部は「真夏の教育大激論会」と題して、第1部参加者に加えて、全国から教職員、企業、NPOなどを含む民間教育関係者、学生ら100人が参加。第1部で全国の教育長、校長らが挙げたアクションプランや課題について、参加者の興味関心に応じて15のグループに分かれてディスカッションをした。

同プラットフォーム発起人でもある埼玉県戸田市教委の戸ヶ﨑勤教育長のグループでは、「教育を科学する」などをテーマに議論。

「あらゆるデータを活用することで、例えば優れた教師像を具体化することもできるのでは」といったアイデアが出され、教育分野における新たな取り組みの可能性について活発に意見を交わした。

秋田県大館市教委の高橋善之教育長のグループでは、「ふるさとキャリア教育」について話し合った。「ふるさとの未来を切り拓く人財を育成する」という考えは、他の地方都市の教職員からの関心も高かった。

横浜市立日枝小学校の住田昌治校長のグループでは、「カラフルな学校」を理想像としてディスカッションを展開。子供の多様性、異質性を受容する「カラフル」というキーワードには、他の参加者からも多くの賛同の声が上がった。

同プラットフォームは、学校現場のみならず産学官の力を結集させ、より良い教育の実現に向けてチャレンジする有志が集い、つながり、試行的な取り組みを実践する場として、文科省若手有志職員が事務局の中心となって設立した。

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