東京医科大に女性学長 公正公平な入試を約束

文科省を訪れた東京医科大学の林由起子教授(手前)

東京医科大学の新学長に決まった林由起子教授が9月26日、就任あいさつのため文科省を訪れ、三浦和幸大学振興課長らと面会した。就任は10月1日付で、同大初の女性学長となる。文科省汚職事件の捜査の過程で、女子受験生に対する差別的な得点操作など不正入試が発覚した。林教授は「問題を非常に重く受け止めている」と述べ、公正公平な入試の実施と不利益を被った受験生への誠実な対応を約束した。

林教授は一連の問題について「(同学の)いいところとして、仲間意識や結束力の強さがあるが、それが裏目に出てしまった。なれ合いが、非常に重たいことを引き起こした土壌だと思っている」と語り、大学のガバナンス改革に取り組む意向を表明。受験生の救済については「第三者委員会の調査報告を待って、迅速に対応したい」と述べた。

林教授は1986年に東京医科大学を卒業し、順天堂大学や国立精神・神経センター神経研究所に勤務。2013年から東京医科大学病態生理学分野の主任教授を務め、医師・学生・研究者支援センター副センター長などを歴任した。