第4次安倍改造内閣が発足 新文科大臣に柴山昌彦氏

柴山昌彦新文科大臣

安倍晋三首相は10月2日、内閣改造を実施し、閣僚名簿を発表。皇居での閣僚認証式を終え、第4次安倍改造内閣が発足した。文部科学大臣兼教育再生担当に柴山昌彦自民党総裁特別補佐兼筆頭副幹事長を起用した。柴山氏は衆議院当選6回で初入閣を果たした。外務大臣政務官、総務副大臣を歴任したものの、文部科学行政の手腕は未知数だ。

安倍首相は初閣議を前にした記者会見で各地の災害復興に取り組む意向を示し、閣議でブロック塀の安全対策、全国の小中学校にエアコンを設置するなどの熱中症対策のために補正予算の編成を指示すると表明した。

柴山氏を文科大臣に起用した理由については「来年10月から幼児教育の無償化、再来年4月からは真に必要な子供たちの高等教育の無償化を実現する。安倍内閣は未来を担う子供たち、子育て世代に大胆に投資していく。私が幹事長時代に自民党として初めて候補者の全国公募を行った時、選ばれたのが柴山氏。真面目で熱血漢、弁護士として培った経験を生かして、まったくしがらみのない、まさに国民目線で教育行政の立て直しに当たってほしい」と述べた。

柴山氏は1965年名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業後、勤務先の一般企業を退職し、司法試験に合格、弁護士に。2004年の衆議院議員補欠選挙で自民党が公募した新人候補として埼玉8区から出馬し、初当選した。外務大臣政務官を2期、総務副大臣、衆議院内閣常任委員長、内閣総理大臣補佐官などを経験した。

2日午前の閣議で内閣総辞職となった林芳正前文科大臣は、記者会見で大臣在任の1年2カ月を振り返り「Society5.0に向けた人材育成の大臣懇談会で、精力的に議論し、とりまとめることができたのは大変印象深い」と話した。文科省汚職への対応については「信頼回復は道半ばと言わざるを得ない。先日(文科省未来検討)タスクフォースで若手の職員の活発な議論を聞いた。若い力を活用しながら信頼回復に向けた地道な努力をしてほしい。後任の柴山新大臣は卓越した手腕を持ち、若いエネルギーを持っている。期待したい」と述べた。

【略歴】
柴山昌彦 52(しばやま・まさひこ)/外務大臣政務官、総務副大臣、衆議院内閣常任委員長、自民党財務金融部会長、内閣総理大臣補佐官(国家安全保障に関する重要政策及び選挙制度担当)、自民党筆頭副幹事長。東大卒(細田派)。衆⑥埼玉8区

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