校内暴力事件が小と高で増 警察庁、18年上半期で

校種別の校内暴力事件数

2018年上半期における校内暴力事件は326件で、前年同期と比べて1割以上減少したことが、警察庁が10月4日に公表した集計結果で明らかとなった。中学生で大幅に減少する一方で、小学生と高校生で増加していた。いじめ被害の相談相手では、教師の占める割合が減少していた。

集計によると、18年上半期の校内暴力事件数は326件で、前年同期に比べ48件減った。校種別では、▽小学生 57件(前年同期比14件増)▽中学生 215件(同91件減)▽高校生 54件(同29件増)――となった。教師に対する暴力事件数は127件(同48件減)で、▽小学生 14件(同1件増)▽中学生 105件(同53件減)▽高校生 8件(同4件増)――だった。

いじめに起因する事件は70件(同12件減)で、いじめによる事件が66件(同13件減)、いじめの仕返しによる事件が4件(同1件増)だった。検挙・補導人員は93人(同36人減)で、校種別では▽小学生 22人(同14人減)▽中学生 51人(同27人減)▽高校生 20人(同5人増)――だった。罪種別では、暴行が最も多く35件、次いで傷害が13件だった。インターネット利用のケースも10件あった。

いじめの被害者による相談相手では、教師への相談が26.9%で、前年同期の43.2%と比べて16.3ポイント減少していた。