運動する子は粘り強い!? 17年度運動調査、スポ庁

15歳男子の運動実施状況別意欲達成の割合

日常的に運動・スポーツをしている子供は、何に対しても達成意欲がある――。スポーツ庁は10月7日、2017年度の「体力・運動能力調査」の結果を発表した。実技テストの合計点では、男女や年代によってやや違いはあるものの、前回の16年度調査と比べほぼ横ばいとなった。アンケート調査からは、運動・スポーツの実施頻度が高い子供ほど「何でも最後までやり遂げたいと思う」傾向が強かった。

調査は17年5月~7月、全国の小・中・高校生らを対象に実施。握力測定や上体起こしなどの実技テストと、体力や日常的な運動状況をアンケートで聞いた。回収数は▽小学生 1万3500人▽中学生 8453人▽高校(全日制) 7531人▽高校(定時制) 1378人▽高専(男子) 561人――。

実技テストの合計点平均値は、▽11歳男子 61.94点(16年度比0.08点減)▽11歳女子 62.69点(同0.36点増)▽16歳男子 54.79点(同0.50点減)▽16歳女子 51.73点(同0.38点減)――となった。

実技別では、特にボール投げで低下傾向が見られ、▽11歳男子 26.81メートル(07年度比3.14メートル減)▽11歳女子 16.33メートル(同1.16メートル減)▽16歳男子 25.54メートル(同1.04メートル減)▽16歳女子 14.35メートル(同0.65メートル減)――だった。

アンケート調査では、日常的に運動している子供ほど達成意欲が高い傾向にあった。15歳男子の場合、ほとんど毎日運動する子供のうち「何でも最後までやり遂げたいと思うか」の質問に「とてもそう思う」と回答したのは46.7%だったが、日常的に運動しない子供は23.1%にとどまった。

これらの結果を踏まえ、鈴木大地スポーツ庁長官は「スポーツを日常生活に取り入れて、スポーツの力で人生を楽しく健康で生き生きしたものにしてほしい」とコメントした。

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