ICT環境の確認求める 全国学力調査・中学英語

19年度全国学力・学習状況調査の時間割(中学校)の例

文科省は10月9日、2019年度全国学力・学習状況調査で実施予定の中学校英語の「話すこと」調査の具体的な実施方法について公表した。調査では、各学校のコンピュータ室などを使ってコンピューターに音声を録音するため、各学校に事前のICT環境の確認や入念な準備を求めた。同省は年内に各学校のコンピューターの使用環境や参加意向を調査する。

公表された資料によると、「話すこと」調査は19年4月18日に国語、数学、英語の「聞くこと」「読むこと」「書くこと」と同じ日程で、同一学級で一斉に実施する。生徒1人当たり準備時間を含め10~15分程度で、コンピュータ教室などのコンピューターにヘッドセットとUSBメモリーを接続し、音声を入力して答える。

実施に当たっては、事前準備として調査プログラムをダウンロードし、生徒用コンピューターに展開しておく必要がある。実施後は、ローカルドライブに保存されている生徒の音声データをUSBメモリーで回収し、コンピューターに残ったデータを削除する作業も伴う。

各学校によってコンピューターの性能やセキュリティー環境が異なるため、同省が19年1月に配布する「事前検証ツール」による確認を求めている。

OSのバージョンはWindows7以上、ハードディスクドライブ(HDD)の空き容量は2ギガバイト以上、メモリーは4ギガバイト以上が条件。USBヘッドセットを用いるため、USB空きポートも必須となる。セキュリティーの関係上、事前登録したUSBメモリーしか使用できない設定になっていたり、新たなファイルをコピーしても再起動すると消えてしまう環境復元ソフトが導入されたりしている場合、フィルタリングソフトを導入している場合などでは、一時的な設定解除が必要となる。