強制性交が5年間で最多 警察庁、1~9月の少年犯罪

少年の重要犯罪検挙人員の推移

警察庁は10月12日、2018年1~9月の犯罪統計を公表した。過去5年間の同じ期間で比べると、重要犯罪の少年犯の検挙人数は、強盗、殺人、放火が最少となる一方で、強制性交は昨年の2倍近くに増加し、最多となっていることが分かった。

それによると、刑法犯の検挙人数は14万8177人で、そのうち14歳以上20歳未満の少年は1万7082人だった。14年~18年の同じ1~9月で比較したところ、刑法犯の認知件数、検挙件数、検挙人数、少年の検挙人数のいずれも減少した。

検挙人数のうち、少年は▽凶悪犯 332人▽粗暴犯 2572人▽窃盗犯 9654人▽知能犯 853人▽風俗犯 394人――だった。

少年の重要犯罪の検挙人数は▽殺人 22人▽強盗 170人▽放火 29人▽強制性交など 111人▽略取誘拐・人身売買 13人▽強制わいせつ 256人――で、5年間で強盗、殺人、放火は最も少なかった。一方、強制性交は昨年同期(57人)と比べ大幅に増えた。

少年の重要窃盗犯の検挙人数は▽侵入盗 492人▽自動車盗 132人▽ひったくり 84人▽すり 37人――で、すりを除きいずれも5年間で最も少なかった。