日野田校長が人材育成報告 都内開催の教育フォーラム

箕面高校での実践について報告する日野田校長(10月14日、小松亜由子撮影)

「未来をつくる教育フォーラム2018」が10月14日、日本コスモトピアの主催により都内で開かれた。セミナーや、ドローンとタブレット型端末を用いた「未来の物流体験」などのワークショップの他、教育関係者らによるパネルディスカッションがあった。

セミナーでは、武蔵野女子学院中学・高校の日野田直彦校長が「箕面高校の実践と『未来の教育』とは」をテーマに、グローバル人材を育成する学びについて報告した。

日野田校長は公募により、2014年に36歳で大阪府立箕面高校の校長に就いた。4年間の在任中に▽グローバル科の新設▽英語4技能を問うスコア型検定の導入▽課題解決学習をする「土曜特設講座」の開始――に取り組み、生徒を海外有名大学の進学に導いた。

「日本の先生は生徒の意欲に期待していないのが課題だ」と日野田校長は最初に指摘した。「『単語テストがあるから単語を覚えよう』ではやる気になれない」と語り、「スカイプを通じた英語圏の高校生との会話や、海外から招いた講師との対話、米国大学生との連携などを行い、『話したかったのに言葉が出てこなかった。だから、単語を勉強しよう』と思わせることが大事だ」と動機付けの重要性を強調。「語学研修は不要。スカイプで十分です」と述べた。