定員充足率は97.2% 18年度教職大学院入試状況

2018年度国私立教職大学院入学者選別実施状況

文科省は10月15日、2018年度の教職大学院の入学者選抜の実施状況をとりまとめた。入学定員は全体で1409人(前年度比33人増)となり、入学定員充足率は97.2%(同0.3ポイント減)だった。全国的に教員需要の増加傾向が続き学部卒業者の教員採用が多いこと、大学院改組などにより志願者に対して広報活動が遅れたことが充足率低下の原因と同省はみている。

調査は国私立教職大学院54校(国立47校、私立7校)を対象に、5月1日時点の状況をとりまとめた。

それによると、全体の入学定員は1409人(前年度比33人増)、志願者数は1738人(同6人減)だった。入学者1370人のうち、現職教員学生は669人(同21人増)、学部新卒学生などは701人(同7人増)だった。

入学定員充足率を学校別に見ると、国立で最も高かったのは、上越教育大学大学院学校教育研究科教育実践高度化専攻の138.3%(定員60人に対し入学者83人)で、最も低かったのは、長崎大学大学院教育学研究科教職実践専攻の53.6%(定員28人に対し入学者15人)だった。

私立では、玉川大学大学院教育学研究科教職専攻が115.0%(定員20人に対し入学者23人)で最も高く、帝京大学大学院教職研究科教職実践専攻が50.0%(定員30人に対し入学者15人)で最も低かった。