昭和大学の不正2013年から 得点操作と補欠優先合格

不正入試について謝罪する昭和大学の小出良平学長(左)と小川良雄医学部長=10月15日午後5時半すぎ、佐々木信郎撮影

医学部で不正入試が明らかになった昭和大学(小出良平学長)が受験生の得点操作を2013年から繰り返していたことが10月16日までに、大学への取材で分かった。一般入試の補欠者のうち大学同窓子女を優先合格させていた不正も、同じ13年から続けていた。

昭和大学によると、医学部の一般入試はⅠ期とⅡ期の2回実施され、1次試験は英語、数学、理科の計400点満点、2次試験は面接、小論文、調査書の計80点満点の結果で合否判定する。得点操作は13年から始まり、Ⅰ期とⅡ期の双方で2次試験の調査書の得点に、現役は10点、1浪は5点をそれぞれ加えていた。2浪以上は加点しなかった。

Ⅱ期の一般入試(募集定員20人)では13年から、入学辞退者を見込んで調整した補欠者のうち大学同窓子女を優先的に合格させ、18年は4人を合格させていた。大学側は得点操作、大学同窓子女の補欠者優先合格のいずれについても募集要項に明示していなかった。