空調整備で財政措置を要望 仙台市長、ブロック塀も

浮島副大臣(左)に要望書を渡す郡市長(中央)=10月19日午後1時半すぎ、藤井孝良撮影

郡和子仙台市長は10月19日、文科省を訪れ、学校への空調設置やブロック塀の安全確保について十分な財政措置を取るよう、浮島智子文科副大臣に要望した。副大臣は「子供たちの命を守るためにしっかりやっていきたい。補正予算を成立させ速やかに対応したい」と応じた。

仙台市は今夏、市の観測史上最高となる37.3度を記録したことから、熱中症対策として学校への空調設備の整備計画を進めている。現時点で市立学校の3000以上の教室でエアコンがなく、整備完了までには複数年を要し、総事業費は100億円以上と見込む。

市は、学校の空調設備の整備に対する継続的な財政措置と、自治体への補助単価の見直しなど地方の負担軽減を求めた。さらにブロック塀の緊急点検の結果、市内22校で対策の必要な箇所が見つかったとして、危険性のある全てのブロック塀の撤去に対する適切な財政措置を要望した。

郡市長は「今夏の酷暑で、子供たちの健康や学習環境について多くの市民から懸念の声が寄せられた。子供たちの命を守り、良好な環境をつくっていくためにもエアコンの設置は必要だと考えている」と述べた。