子供の貧困見逃さないで 静岡・掛川市が手引作成

掛川市が作成したガイドブック=掛川市提供

静岡県掛川市はこのほど、教職員や民生委員を対象とした子供の貧困を早期発見するためのガイドブックを作成した。チェックシートや相談機関を紹介し、貧困で困っている子供と支援機関を迅速につなげるのが狙い。

市は2018年3月、「掛川市子どもの貧困対策計画」を策定し、ガイドブック作成はその一環。いじめの原因にならないよう、学校や公共施設などに配布先を限定する。

ガイドブックによると、子供の貧困のサインは▽季節外れの服を着ている▽食事やおやつをいつもがつがつ食べる▽登園・登校時間がばらばら、欠席しがち▽家に帰りたがらない、家の話をしたがらない――などが当てはまる。

市の担当者は、「教員は子供たちと過ごす時間も長い。ガイドブックを活用して、貧困で困っている子供を発見し、適切に対応してほしい」と話した。