ヨガで女子の部活参加促す 鈴木スポ庁長官も体験

生徒と一緒にヨガをする鈴木長官=10月22日午後1時すぎ、藤井孝良撮影

ヨガ同好会のある神奈川県立厚木北高校(河原克宣校長、生徒数822人)を10月22日、鈴木大地スポーツ庁長官が視察した。鈴木長官は生徒と共にヨガを体験し「体を酷使しない部活動として自分自身効果を感じた。体だけでなく心にも良い影響がある。スポーツの幅を広げる活動として周知していきたい」と話した。

同校は普通科とスポーツ科学科を併置する。部活動が盛んな一方で、女子生徒の部活動参加率が低いという課題を抱えていた。女子生徒のニーズに応じた新しい部活動について生徒会と話し合い、2015年度にヨガ同好会を創設した。現在は1~3年生8人の部員が月に一度、ヨガインストラクターの外部指導を受けて1時間程度の活動に取り組む。

活動の拠点になる普通教室には、生徒人数分のヨガマットが敷かれる。22日の長官視察当日も、同好会創設以来外部指導に通っているヨガインストラクターの伊藤玲子氏が体の中で意識するポイントを生徒らにアドバイスしていた。学校外で空手をしている生徒は「月に一度の活動ならやっても良いと思った。空手の練習後にヨガをすると疲労が取れやすくなった」と効果を口にした。生徒からは月1回の活動に加えて、毎週1日、早朝練習をしたいという希望が出ているという。

顧問の板澤裕美教諭は「生徒の楽しくやりたいという気持ちを大切にしている。ヨガが運動を始めるきっかけになってほしい。今後は女子や運動が苦手という生徒だけでなく、いろいろな生徒が参加できるようにしたい」と語った。