ブロック塀の耐力不足原因 高槻市の第三者委が報告書

大阪北部地震で大阪府高槻市立寿栄小学校のブロック塀が倒壊し、同校の4年生の女子児童が犠牲になった事故を受け、事故の検証を進めていた第三者委員会の高槻市学校ブロック塀地震事故調査委員会は10月29日、事故原因や再発防止策をまとめた報告書を濱田剛史市長に答申した。事故の主因はブロック塀脚部の耐力不足と結論付け、再発防止策として既存のブロック塀を全て撤去するよう求めた。

報告書によると、倒壊したブロック塀の内部構造には▽接合筋が用いられ、ブロック壁体内の縦筋と重ね継ぎ手されていた(溶接されていなかった)▽接合筋の長さが短く、擁壁への定着長さが確保されていなかった▽地震により破断した接合筋には著しい腐食があった――として、こうした施工上の不良箇所が倒壊の主原因とした。……

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