全国訪問おはなし隊が大賞 メセナアワード2018

全国訪問おはなし隊が大賞 メセナアワード2018

企業メセナ協議会が主催する「メセナアワード2018」の受賞企業・活動が10月26日に発表され、講談社の「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」がメセナ大賞に輝いた。特別賞の文化庁長官賞には、ぺんてるとキヤノンマーケティングジャパンの2社合同による「校舎の思い出プロジェクト」が選ばれた。

トロフィーの贈呈式は11月29日、東京都港区のスパイラルホールで開かれる。

受賞企業・活動は、同協議会の「This is MECENAT 2017」に認定された152件から7件が選ばれた。

「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」は講談社の創業90周年を記念して1999年に始まった。キャラバンカーに他社の寄贈本も含め約550冊の絵本や児童書を積み、各都道府県内を1カ月かけて巡回。地域の幼稚園や小学校、図書館などを訪問し、紙芝居や絵本の読み聞かせ、本の自由閲覧会を実施している。2018年3月までに訪問は2万回を超えた。14年からはへき地校や特別支援学校への本の無償貸し出しサービス「おはなし えほんバス」も開始。学校の要望に応じて、点訳絵本や触る絵本を届けている。

「校舎の思い出プロジェクト」は建て替えや統合で取り壊されることになった小学校の校舎で児童が壁に巨大な絵を制作し、壁画の作成過程をデジタル一眼レフカメラで記録する企画。画材と額をぺんてるが、カメラの貸し出しや壁画の大判ポスター、フォトブック制作をキヤノンマーケティングジャパンがそれぞれ提供する。17年までに全国18校で実施された。