「担任から罵声」と遺族訴え 仙台、高1死亡の真相求め

宮城県庁(県HPより)

仙台市にある宮城県立高校の1年男子生徒(15)が8月に自宅で死亡しているのが見つかり、遺族が10月31日、原因究明を目的とした第三者委員会を早期に設置するよう求める要望書を県に提出した。県警は死亡の状況から自殺とみている。

松本文弘教育次長は「長い間、つらい思いをさせて申し訳ない」と遺族に謝罪。第三者委の設置を検討する考えを示した。

要望書は「入学直後から担任の男性教諭に幾度となく罵声を浴びせられた」と指摘。部活動への参加を禁止された上で、溶接についての課題をやり直すよう何度も命じられたと説明し、「精神的に追い詰められたのではないか」としている。

遺族は「校長や県教委の弔問もなく、学校からはこれまで何の説明もない」と述べた。これに対し、県教委は「正確な事実把握に努める」と説明した。

男子生徒は夏休みが開け直前の8月21日、自宅で亡くなっているのを家族が発見した。県教委はこれまで「生徒のプライバシーに関わるため、自殺かどうかなどについては説明できない」としてきた。