強み生かし子供食堂を支援 北教大など4者が連携

子供食堂の宿題教室で勉強を教える大学生(北海道教育大学提供)

北海道教育大学(札幌市)は10月29日、JAグループ北海道、Jリーグの北海道コンサドーレ札幌を運営するコンサドーレ、北海道教育委員会と連携し、今年度から子供食堂を支援するモデル事業を開始したと発表した。4者がそれぞれの強みを生かして子供食堂を利用する子供たちを支援する。

発表によると、子供の学力・体力の向上、食育の推進など子供の健全育成を目的に、子供食堂を利用する子供に対し道教委がエプロンシアターの公演や図書の貸し出しを、北教大の学生がボランティアとして学習支援をする。JAは食材提供と食育を担い、コンサドーレはサッカー教室を企画する。

10月25日に札幌市厚別区の「こども食堂 もくきち」で開かれた初回の活動では、約50人の子供が集まり、JA提供の新米で作ったおにぎりが振る舞われた。大学生は子供たちに宿題を教えたり、一緒に遊んだりした。同教委は小学校低学年を対象に食をテーマにした読み聞かせをした。近隣の市立信濃小学校のグラウンドでは、コンサドーレの選手とコーチによるサッカー教室が開かれた。

北教大は「こども食堂 もくきち」における活動を今後も毎月1回程度取り組む他、道内の子供食堂に活動の輪を広めたい考えだ。