高卒の4割が3年以内に離職 離職率高い教育関連産業

15年3月新規学卒就職者の離職率

2015年3月の新卒者のうち高卒で約4割、大卒で約3割が就職後3年以内に離職したことが、厚労省が11月5日までにまとめた調査結果で分かった。離職率の高い産業に「教育・学習支援業」が名を連ねた。

それによると、卒業した学校種別の就職後3年以内の離職率は▽大学 31.8%(前年度比0.4ポイント減)▽短期大学など 41.5%(同0.2ポイント増)▽高校 39.3%(同1.5ポイント減)▽中学 64.1%(同3.6ポイント減)――だった。いずれも就職後1年目で離職する割合が最も高かった。

事業所の規模別では大卒、高卒共に5人未満の職場で就職後3年以内の離職率が最も高く、大卒が57.0%、高卒が64.3%だった。規模が大きくなるにつれ離職率は下がり、最も低い1000人以上の事業所では、大卒が24.2%、高卒が25.3%だった。

産業別では、3年以内離職率が高いのは、大卒では①宿泊業・飲食サービス業 49.7%(前年度比0.5ポイント減)②教育・学習支援業 46.2%(同0.8ポイント増)③生活関連サービス業・娯楽業 45.0%(同1.3ポイント減)④医療・福祉 37.8%(同0.2ポイント増)⑤小売業 37.7%(同0.9ポイント減)――だった。

高卒では①宿泊業・飲食サービス業 63.2%(同1.2ポイント減)②生活関連サービス業・娯楽業 59.2%(同0.2ポイント減)③教育・学習支援業 56.5%(同0.5ポイント増)④小売業 48.8%(同1.6ポイント減)⑤医療・福祉 47.0%(同0.1ポイント増)――だった。