エシカル消費を全高で推進 徳島県知事、都内で表明

フォーラムであいさつする飯泉嘉門県知事=11月7日午後2時、東京都千代田区、板井海奈撮影

新しい消費者教育を推進する「新次元の消費者行政・消費者教育推進フォーラム」が11月7日、都内で開かれた。徳島県の飯泉嘉門知事は主催者あいさつで「エシカル消費をはじめとした新次元の消費者教育に転換する大きな契機にしてほしい」と述べ、エシカル消費を推進する「エシカルクラブ」を2019年度までに県内の全公立高校に設置することを明らかにした。

エシカル消費は環境や社会に配慮した製品やサービスの選択消費を通じて社会的課題を解決する取り組み。県は2017年2月に 「とくしまエシカル宣言」 をし、17年度からエシカル消費教育の普及に努めている。

県教委によると、「エシカルクラブ」は既に公立高校28校に設置されている。県内の特産物を使った料理講習会を開いたり、文化祭やイベントでエシカル消費の知識を広めたりして、学校の特色を生かした活動に取り組んでいる。

リーディングスクールに指定されている県立吉野川高校は、フェアトレードコーヒーやオーガニックバナナをメニューに取り入れた「エシカルカフェ」を開催。エシカル消費に関するトレーマットを作り、フェアトレードの仕組みや考え方を解説している。

フォーラムでは「SDGs~持続可能な消費と生産が未来を変える~」をテーマに、有識者が参加するパネルディスカッションが開かれた。

【おわびと訂正】11月8日付電子版の記事「エシカル消費を全高で推進 徳島県知事、都内で表明」で、第1段落と第3段落の「エシカル・クラブ」を「エシカルクラブ」に、第2段落の「エシカル教育」を「エシカル消費教育」に、第3段落の「12校以上」を「28校」に、第4段落の「エシルカフェ」を「エシカルカフェ」にそれぞれ訂正しました。第4段落の「消費者庁から」「定期的に」を削除しました。事実関係の確認が不十分でした。訂正、削除についておわびします。