英語で話す試行テスト報告 都教委、中学校8校で実施

スピーキングテストの問題の一部

2019年度から都立高校入試の英語に「話すこと」の評価導入を検討している東京都は11月8日、都教委定例会で中学生に実施したスピーキングテストの試行調査を報告した。都教委は調査結果を踏まえ、スピーキングテストの方法や実施方針を今年度中に決める考えだ。

試行調査は8月末~9月、都内の公立中学校8校に在籍する中学3年生1035人に実施した。机の周りを仕切りで囲った上で、タブレットPCを用いて解答音声を録音する方式を採用。2校については面接方式だった。

出題範囲は中学校学習指導要領の英語における「話すこと」に沿った内容で、全6問の構成。問題はAとBの2種類が用意された。動画で外国人女性が発した英語の質問に対し「Yes」または「No」で答え、さらに質問に答えたり、制限時間以内に英語のアナウンス原稿を声に出して読んだりする問題が出題された。イラストを見て論理的に説明したり、テーマに関して三つ以上の文でスピーチをしたりする問題もあった。

学校側から機器のトラブルに関する報告はなかった。都教委は、スピーキングテストの問題をホームページで公表するとともに、検討委員会で調査結果を検証し、19年度以降の実施方法を今年度中にまとめる方針。