ルークス高が来春開校 AI駆使し起業を学ぶ

Loohcs仕様のシャツを着て記者発表会に臨んだ伊勢谷友介氏(左)と斎木陽平氏==11月14日、午前11時、東京都渋谷区の東京代々木Loohcs本校、板井海奈撮影

俳優の伊勢谷友介氏と「AO義塾」塾長の斎木陽平氏が発起人となった高校「Loohcs(ルークス)」は11月14日、開校は2019年4月で、1期生の出願受け付けを同日より開始すると発表した。伊勢谷氏が設計したリベラルアーツ(教養教育)プログラムや起業の実践、プログラミングのスキルを身に付けるプログラムをカリキュラムに組み込む。

都内で14日開かれた記者発表会に参加した伊勢谷氏は「天才は偶発的に生まれるが、秀才は教育で生み出すことができる。この学校で目的や実行力を持ち、不安な時代を生き抜ける人間を輩出したい」と話した。

Loohcsは「教育は、変わらなければならない。変えなければならない」を方針に掲げる。国語や数学など一般科目だけでなく、プログラミングやリベラルアーツを学び、生徒の「夢を描き形にする力」を育むことを目標にする。生徒は同社が提携する通信制高校の代々木高校にも在籍し、3年間で高校卒業の資格が取得できる。

記者発表会に同席した斎木氏によると、Loohcsは▽人工知能(AI)を駆使して自学自習をサポートし、効率よく学べる▽ベンチャー企業社長や著名な業界人などを講師として招き、一流の人たちと学べる▽ミャンマーやインド、モンゴルに留学できる▽学業評価や部活の運営などを生徒主導で取り組み、学校自治を充実させ、主体性を育む――などの点で従来の高校と一線を画す。

入試は志望動機やエントリーシートなどによる書類選考後、2次選考で面接を実施。学力テストなどは実施しない予定だという。第1期の定員は100人。入学金は12万円で授業料は年間104万円、その他に教材費などで約3万円が必要。難関大学に不合格だった場合には、授業料を返金する仕組みもある。

斎木氏は「今の子供たちが生き抜いていく22世紀は、AIやテクノロジーが進展する時代。今こそ人間にしかできない力を育む教育を提供しなければならない」と意気込んだ。