数検1級、小5が合格 最年少記録を更新

日本数学検定協会が10月28日に実施した「実用数学技能検定(数学・算数検定)」で、東京都世田谷区の小学5年、高橋洋翔君(11)が大学程度・一般レベルの内容となる1級に合格した。協会が11月19日までに発表した。中2(13)だった最年少の合格記録を2年ぶりに塗り替えた。

高橋君は1級合格について「数学検定を通じて、いろいろな数学の分野に触れることができた。これからも、その先にある数学を学んで、新しい定理や予想を打ち立てたい」と抱負を語った。

協会によると、高橋君は2014年10月、小1(7)で高2レベルの2級に、15年6月には小2(同)で高3レベルの準1級に最年少で合格した。

数学検定1級は、検定時間が60分の1次(計算技能検定)と120分の2次(数理技能検定)で構成される。多変数関数などの解析分野、行列や初等整数論を含む線形代数、相関係数や回帰分析を扱う確率統計、アルゴリズムの基礎などが出題され、全て記述式になっている。

合格基準は、1次が全問題の70%程度、2次が全問題の60%程度。2017年度の年間合格率は6.5%(受検者数1134人、合格者数74人)と狭き門となっている。