創生実行本部が初会合 文科省、信頼回復目指し

信頼回復への決意を述べる柴山文科相=11月19日午後4時すぎ、藤井孝良撮影

文科省は11月19日、同省の信頼回復を目的とした「文科省創生実行本部」の初会合を開いた。柴山昌彦文科相は今年度内をめどに一定の検討結果をまとめる方針を示した。

文科相は会合の冒頭で「文科省の幹部が逮捕・起訴され、その後の調査でも不祥事が判明するなど、文科行政への国民の信頼を根底から損なう事態に至っていることを省として真摯(しんし)に反省し、信頼を回復し、二度とこのような不祥事を発生させない強い決意を固めている」とあいさつした。

さらに「創生実行本部で文科省のミッション、ビジョンを見つめ直し、再定義した上で法令を順守する。国民の視点に立って政策を行う風通しの良い組織文化や組織体制を構築し、行政官としての在り方、働き方を改革する。再発防止策も含めて文科省の創生の在り方と実行方策について検討してほしい」と述べた。

創生実行本部の本部長は文科相が務め、メンバーは省幹部の他、弁護士や公認会計士、大学教授ら有識者で構成される。職員の服務規律の順守状況や公募事業の選定過程を調査していた調査・検証チームでの結果や、省内有志による文科省未来検討タスクフォースが出した改革実行案を踏まえ、多様で専門的な観点から今後の取り組みを検討する。