小学校教諭を停職の懲戒 横浜市、同僚の通知表廃棄

横浜市役所(同市HPより)

横浜市教委は11月22日、勤務する市立小学校から児童の通知表や体操着、作品などを勝手に持ち出し廃棄したとして、男性教諭(32)を停職12カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性教諭は学校の聞き取りに「同僚を困らせてやろうと思った。児童や保護者に大変迷惑を掛け、反省している」と述べ、同日付で依願退職した。

市教委は、校長を同日付で文書訓戒処分にした。

市教委によると、男性教諭は2016年11月と17年1月、同僚の女性教諭が担任するクラスの児童13人分の通知表原本と32人分の通知表下書きを無断で校外へ持ち出した。17年10月には、児童の体操着1着とノート4冊、版画2枚を同様に持ち出した。下書き以外は家庭ごみとして廃棄し、下書きは18年3月、市立小近くにある大学のテニスコート脇に捨てた。

大学生が下書きを発見し、同校に連絡したことから持ち出しが発覚した。校長が聞き取った結果、男性教諭は持ち出しや廃棄を認め、「自分が決めた運動会の教員の役割分担のことで、女性教諭が不満を口にしていたと聞き、困らせてやろうと思った」と動機を説明した。

男性教諭はその後、神奈川県警青葉署に出頭した。通知表の原本と下書きについては不起訴となったものの、体操着などの廃棄により器物損壊罪で略式起訴され、横浜簡裁から18年10月、罰金10万円の略式命令を受けた。