地域がチームで家庭を支援 文科省が手引きを作成

文科省は11月26日、子育て経験者や教員OBなどが地域の家庭を支援する「家庭教育支援チーム」の手引きを公開した。支援チームの立ち上げ時に参考となるポイントやチームの役割、事例などをまとめた。支援チームを全国的に普及させることで、悩みや不安を抱えた子育て家庭を手助けし、孤立を防ぐ狙いがある。

「家庭教育支援チーム」は子育て経験者や教員OBをはじめ、PTA関係者、スクールカウンセラー、保健師、保育士など、地域の実情に応じて多様な人材で構成する。

主な役割として▽保護者への学習機会や情報などの提供▽親子参加型の体験プログラムなど、地域の居場所作り▽家庭訪問による個別の相談対応――などが期待される。

公表された手引きによれば、支援に当たって教育機関や福祉機関と連携することが重要になるという。特に児童生徒が通う学校との連携では、支援チームのメンバーが定期的に学校訪問したり、地域学校協働活動に取り組んだりして、信頼関係を築く手法を例示した。

手引きでは、事例として全国各地の支援チームの取り組みを掲載。各支援チームの設立経緯や活動内容、年間の予算規模まで解説している。