中高一貫の高校募集を停止 都が計画骨子案、5校で

今後の高校整備の方針が示された都教委定例会=都庁、藤井孝良撮影

東京都教育委員会はこのほど、2019~21年度の都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)の骨子案を定例会で示した。都立中高一貫校のうち併設型の5校で高校段階の生徒募集を停止するほか、都立初の理数科を2校に設置する。

骨子案によると、10校ある都立中高一貫校のうち白鴎、両国、富士、大泉、武蔵の各校は、中学校段階からの入学ニーズが高まっていることから、高校での生徒募集を停止し、中学校段階の生徒募集の規模拡大を検討する。実施時期は未定。中高一貫教育の改善のため、10校が連携し、合同でディベートや探究的な学習のプレゼンテーションをするなど、生徒同士が切磋琢磨(せっさたくま)する機会を設ける。

現行の「都立高校改革推進計画・新実施計画」で示された新国際高校(仮称)の新設や、立川国際中等教育学校への附属小学校の設置に引き続き取り組む。

都では初となる理数科を22年度に立川高校に設置し、23区内の高校にも設置を検討する。

専門高校では、都独自の専門学科である産業科を置く橘高校に、東京の伝統工芸を含むものづくりの技術・文化を継承する人材を育成するコースを設置する。