スマホの校内持ち込みOKへ 大阪の公立小中、19年度に

大阪府が来年度から、府内の公立小・中学校への携帯電話やスマートフォンの持ち込みを認めることが、府への取材で12月4日までに分かった。大阪北部地震を機に見直しの声が強まったため、災害時に児童生徒が保護者と連絡を取り合えるようにする。実際に持ち込みを許可するかどうかは各学校が判断し、許可した場合も校内では使用禁止とする。

文科省は2009年1月、携帯電話は「学校における教育活動に直接必要のない物であることから、小・中学校においては原則禁止とすべきである」と都道府県教委などに通知した。府でも公立小・中学校への持ち込みを禁止し、通院時の連絡が必要など特別な事情がある児童についてのみ、保護者の申請を学校が許可すれば認めていた。

今年6月の大阪北部地震の後、保護者らが「登下校中に子供の安全をすぐに確認できるようにしたい」と携帯電話の持ち込み許可を要望。10月には府議会教育常任委員会で、府議が携帯電話の持ち込みについてただしたところ、府側は「防災や防犯上の観点から、原則禁止とするルールを改めるのが望ましい」と容認する考えを示した。

府は19年度から持ち込みを認めるに当たり、校内の保管方法や保管中の故障・盗難への対処をガイドラインにまとめ、来年2月にも市町村教委に配る。ガイドラインには▽校外で携帯電話を使う際のルール▽使用時間の目安▽歩きスマホの危険性▽有害サイトの閲覧制限――を盛り込み、学校側が使用方法を児童生徒に直接指導する計画だ。

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