発育状況に配慮した指導を 日陸連、育成指針を公表

競技者育成指針の普及用リーフレットの表紙

日本陸上競技連盟は12月3日、子供の発育状況に適した競技会や指導法を構築しようと、競技者育成指針をまとめ、公表した。早生まれなどによる発育差が原因で好結果を残せずに競技から離れるケースが相次いでいることから、子供に競技を長く続けてもらうのが狙い。

指針は、競技者育成の時期を0~6歳、6~12歳、12~15歳、15~18歳、18歳以上の六つに分け、各時期における育成ポイントをまとめた。

小学校期の6~12歳は、発育の個人差が最も大きい時期だとして、他人との比較だけでなく自己の記録に挑戦する楽しさを通して、子供の運動有能感や自己効力感を養うことが重要だと明記した

中学校期の12~15歳は、男女の発育状況差が広がることを踏まえ、パフォーマンスに及ぼす影響を十分に理解し、ドロップアウトさせないように注意する必要があると指摘。高校期の15~18歳は、競技力のピーク年齢を想定した長期的な育成計画が大切だとする一方で、トレーニング量や出場大会数などを調整し、オーバートレーニングを回避する必要性を盛り込んだ。

指針は日本陸上競技連盟のホームページで確認できる。