養護学校教諭を書類送検 名古屋、生徒への暴行容疑

養護学校高等部の生徒に暴力を振るったとして、愛知県警天白署は12月5日までに、名古屋市立天白養護学校の男性教諭(59)=休職中=を暴行容疑で名古屋地検に書類送検した。

同校によると、教諭は昨年11月、運動会の練習中に校庭に座っていた元生徒(当時18)の足を蹴ったり踏みつけたりした他、立ち上がった元生徒の耳をつかみ無理やり座らせた疑いが持たれている。教諭は県警の調べに対し「言うことを聞かなかったのでやった」と説明している。教諭は今年9月中旬から休職している。

市教委によると、今年2月に外部からの情報提供があり、調査した結果、元生徒への暴行の他、高等部の生徒複数に「アホ」「チビ」「デブ」などの暴言を吐いたり、部活動中にプラスチック製バットで床をたたいて威圧したりする不適切行為が判明した。市教委は10月、有識者会議を立ち上げ、暴行や暴言の詳しい事実確認を進めている。

愛知県の障害者団体は同月、再発防止や謝罪を求める要望書を市教委に提出し、第三者委員会の設置を求めた。市教委は教育新聞の取材に「第三者委設置については今後対応を検討する」と述べ、被害生徒について「本当に申し訳ない。体罰であり、処分を含め厳正に対処したい」と謝罪した。