都立高講師の任用を無効 教員免許の更新知らず

東京都教育委員会は12月5日、都立高校の時間講師の任用を無効にしたと発表した。今年4月に任用した時点で、時間講師の教員免許状が有効でなかったのが理由。学校や教委の確認が不十分だった。

都教委によると、時間講師は53歳の女性で、20年以上教員の経験がなく、教員免許更新制が導入されたことを知らなかった。4月17日~11月30日の間、芸術科(書道)の授業を担当していた。

時間講師が11月に都教委へ提出した来年度の任用希望書類のうち、免許有効期限に関する欄が空白になっていた。本人に確認したところ、任用開始日の前日までに取るべき教員免許の更新手続きをしておらず、免許状が有効でないことが分かった。

都教委は再発防止策として、時間講師を任用する際は有効な免許状を所持していることを必ず確認するよう、校長や区市町村教委などに周知徹底する。

都では、小学校教員が教員免許状の更新をせずに失効していたことが分かり、都教委が11月30日に任用を取り消したばかりだった。